GRAPEVINE TOUR2003
CURRY'S SOUNDTRACK

リーダー脱退後の初ツアー。前回のツアーの時もリーダーはいなかったけれど。
果たして、何かが変わってしまったんだろうか。それとも、何も変わらないんだろうか。
どうなることやら。



※この辺は、ライブ始まる前のrapuの私的行動日記なんで、 読み飛ばし可。

平日でした。しかもその日は日直でした。
日直の当番変わってもらって学校から飛ぶように返って、30分の間で着替え→化粧→晩御飯食べて
急いでZEPPに向かいました。今回も一緒に行く相手は、年上のバイン友達。
すごく寒い日で、雪がちらほら降ったりしていたので、開場30分前に着いたのに、
まだ殆ど人が居なかった。ロッカーの所で待ちつつ、友達と二人で不安を感じていると、
開場10分前ぐらいにやっと人が集まり始めた。ムキー!!(何故か悔しい)
開場直前まで、ずーっと頭の中で「ドリフト160(改)」が流れていた。



今回はブロック指定ナシだったので、頑張って前の方陣取ろうっ!!と気合いを入れて場所を取りました。
で、ふと横をみるとなんと別の友達が真横に立ってた!!すーごいビックリしたわー。
彼女とは元々トラ友なんだけど、まさかバインのライブ会場で会うとは(笑)。
友達がロッカーに荷物を置きにいっている間、あたしは彼女と喋ったりして場所取りしてました。
んで、友達が帰ってくると、今度はあたしがグッズ売り場にダッシュ!!
狙ってたリストバンドを買って、装着!!これで準備は完了(笑)。
開演時間が迫るにつれて無駄に緊張し始め(笑)、なんか変なテンションのまま、会場は暗転。
そして、あの5人がステージにやって来た。
<メンバー>
田中:あんまり変わりない様子(笑)(てゆーか基本的に皆あまり変わりなかったんだけど。)
前髪が伸びてた。シャツにパンツ、という普通の服装だったけど、相変わらずほ・細い…;;
あんな体でずっとギター持ってられるんだろうかと心配になるくらい。
レインボーのポップなストラップも健在。
西川さん:実は今回は西川さんサイドだったので、彼が一番よく見えてました。
グレーのシャツにパンツ。髪型は基本的に変わりなかったんだけど、髪の量が。
一回りくらいふくらんでたような気が(笑)。
亀ちゃん:相変わらず見えません!!(笑)田中とかぶってたし。
顔は背伸びすれば辛うじて見えたけど、服装とか全然わからんかった。
金戸さん:…あ、ごめんあんまり見てなかった…(爆)。
いや、でも普通だったよ。外見的には特にこれといった変化はナシ。
高野さん:あのですね、何気にこの人結構好きなんですよね、アタシ(笑)。
前回のライブで、タンバリンを叩く時の手の動きがすごい気になってて。なんか(笑)。
今回は残念ながらずっとキーボードだったので、(座ってたらしく)顔しか見えなかったけど
よく見るとあの変なメガネとか微妙な髪型とかの似合う雰囲気が好きかも、と(笑)。

<曲>
1曲目はTinydogs。ハイ。またしても期待を裏切られました(笑)。
バインのセットリストは本当に予測できない。だっていっつも裏切るんだもんよー!!最高!(?)
さて、この後はどう来るか??と思ってたら、イキナリ盛り上がりモード炸裂!!
ドリフト160(改)→BLUE BACK→マダカレークッテナイデショー→ふれていたい!!
普通こんな演りかたしないって!!ヤバイって!!止まらなくなるから、ホントにもう!!
…で、踊りまくって跳ねまくって、気がついたらいつのまにか前から4列目くらいにいた(笑)。
BLUE BACKは、一緒に叫んじゃったよ。「んなワケねぇよ!!たわけてるよ!!」って。
あ〜も〜、ホント思い出しただけでも楽しすぎる(笑)!
マダカレーもすごいライブ向けな曲だなぁと思ったし、ふれていたいも踊りがいがあるし(笑)。
ってかもうこんな早くに名曲が出てくるとは思ってなかったから、驚きと嬉しさでテンション2倍v
その後の曲順はあまり覚えてないけど、「雪が降ってる真冬の札幌でこの曲…」とか言いながら、
ナツノヒカリをやってくれたり。そして、すごく印象的だった4曲がある。
Oursong→それでも→マリーのサウンドトラック→Colors
どうですか。この4曲を立て続けに演られて、アナタはショックを受けずにいられますか?(笑)
oursongの前は何だったか忘れちゃったけど、この曲がきた瞬間にハッと思った。
泣けるもんなら泣きたいと思ったくらい(笑)。すごく、すごく、すごく何かがこみあげてきて
瞬きができなかった。コレだけでももう十分なショックなのに、次に「それでも」を…。うー。
「それでも」は今回のアルバムの中でも特に好きな曲で、どうしていいかわからなくなった。
「ふと空見ました 季節が変わる…」。田中が呟くように歌ってた。それをずぅっと見てた。
マリーの時にはもうすっかりバインの世界に引き込まれて、多分何も考えられなかった。
colorsの時には既に動けなくなってた。体も、眼も、頭も動けなかった。
そしてcolorsの終わりの方では、なんか不思議な光景を見た。
エフェクター?をいじる田中。ギターを弾く田中ではない。
不思議な色に包まれていた田中のいじるエフェクターの音が、頭の中にぐわんぐわんと
響き渡ってきた。空洞な頭の中に、その音だけがこだましていたことを、あたしは忘れない。
そして田中にはギター以外の楽器は似合わないと思った(笑)。
ライブ終わった後に「あ〜やられたぁ…」と思って、なんか負けた気分になったけど、
いやアレは完全にアタシの負けです。そしてバインの策略勝ちです(笑)。
そのショックが強すぎたせいか、それ以降のセットリストは覚えてない!!ゴメン!!(笑)
でもその後はずっとロックポップダンスで(笑)。あたしの好きな(All the young)Yellow
もやってくれたし。昔の曲もいっぱいやってくれたし…、てゆーかバインの曲はいつまでたっても
色褪せないね。「昔の曲」って言い方は相応しくないな。もう、全てが新曲だよ(笑)。

<MC>
「今回のツアーでちょっとやってることがあって…。MCを長めにやろうかと。」
田中が照れながらそう言った。おぉーー!!と思ったけど、後で考えてみればやっぱりあんま
喋ってなかったよな(笑)。田中以外は誰も喋らないし。まぁでも前よりは長かったかもなー…。
ツアーについての話?があった。
「今、我々は消えてるんですよ。ツアーやってる時は世間から消えるわけで。
最近も友達から電話かかってきて…、最近グレイプバインTVにも雑誌にも出てないけど
何やってんのって言われて。いや〜今ツアーやってるから〜…って言ったら、"あ、解散したかと思った"
って言われて、「おい!」っていう。
〜(中略)〜で、そう友達と言えば!!(唐突すぎだって:笑)
あの、リーダーいなくなったの知ってた?…あ、知ってた?なんや、知らないかと思った(笑)。
あのーリーダーはね、すんごい元気です。多分いた時より元気だと思う(笑)。…」

で、リーダーの話になって。この話はしないと思ってたから意外だった。
なんか、CDつきTシャツだか、TシャツつきCDだか作ってるみたいで、それが6800円らしい。
しかも、「Makoto Leader Nishikawa」って名前で作ってるらしく、本人も結構それが気に入ってるみたい(笑)。
その事について田中が「Tシャツが大体3900くらいだとして…CD3000円って…
高いよなぁ?!な、1曲3000円は高いよなぁ?!(笑)」
って、改めてビックリしてるのが
なんかおかしかった。「なんか代官山のオシャレな店で買えるらしいので〜…」ってさ(笑)。
家帰ってオフィー見てみたら、確かに「Makoto Leader Nishikawa」の名前でCDつきTシャツ、しかも6800円、
出してました(笑)。あとは…何言ってたかなぁ。何か変なコトを言ってた。
「ま、行きたい人はトイレ行っても良いし。俺が喋ってるのにトイレ行きたいっていう失礼なヤツは
行っても…、俺も行きたくなったら行くし(笑)。」
とか言ってたなぁ…。
相変わらずMCヘタだわぁ(笑)。でも、うん。面白かった。田中の喋り声って、歌声からはちょっと
想像つかない感じだから、余計面白かったのかも(笑)。もっと聞いてたかったなぁ。
あ、MCじゃないけど、アンコールの時田中が水色のライブT着て出てきて、「うわ、絶対欲しい!」
と思ったけど買えませんでした。…じゃなくて(笑)、最後、田中がステージ上で一人になって、
着てたTシャツを投げて、半裸でなんか変な踊りしてました(笑)。鳥みたいな動きを…。
ちょっと珍しいと思ったので記しておこう(笑)。

ライブ終了後は脚がガクガクで、ジーンズすらも汗で冷たくなっていたほどでした(笑)。
結局、思ってたよりずっと前の方に行けたしね。
リストバンドの他に買い足したグッズは、バッグとパンフ。Tシャツは買えなかった…。金欠。
このパンフの写真と「アナザーワールド」の歌詞の入れ方がまた最高なんだけど。うふふ。

「リーダーがいなくなって、どうなるだろう」と思ってたけど、どうもなりゃしなかったな。
リーダーがいなくなったからといって、何かが欠けたワケではないし、曲の質が落ちたわけでもない。
パンフの写真や、メンバーの名前のトコが当たり前のように3人だけになっていたのはやっぱり
ちょっと寂しかったけど、某氏が言っていたように、「リーダーがいたから今のバインがあるんだ」
っていう。それは変わらないし。きっと、ずっとバインはバインであり続けるんだろうし。
そして前のライブは「良かった」けど、今回は「良かった」っていうより「やられたー」って感じだった。
田中の、長めの前髪からのぞく目と、そこからこぼれる薄い笑顔。
それにつられてこっちも笑顔になってしまったりとか。
さっきも書いたように、完全に打ちのめされて動けなくなったりとか。
久々に、音楽が好きで好きで、もう楽しくてしょうがなくなってしまったりとか。
もう、思い返してみるとあたしはことごとく負けてるわけなのですよ、バインに。
しかも、なんかすっごいカッコ良かったしね。
あれ、こんなカッコ良かったか?!(惚 v v v)って思うくらい(笑)。田中はもちろん、みんな。
皆それぞれ人間的にカッコよくなっていたし、その結果バイン全体がカッコよくなっていた
んだと思う。こうしてまた次の段階を超えて、更にカッコよくなってくんだろうな。

「それはずるいよね。」全く。
「まだいけるつもり?」もちろん!!
「ちょっとはつらい?」全然!!

こんなライブを見てしまったんだから。きっと、「明日は晴れ」!!

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